物語

雪女の子孫である「雪息子」たちは、普通の人よりちょっぴり自律神経が弱くて体温調節が苦手。
そんな彼らを貴女の熱で温める… 体温が溶けあうシチュエーションCD。

「いまより春告様は、我らが母なる雪女様のもとへ旅立たれる」

雪女伝説の残る、不二之村。一年で最も寒い日に執り行われる儀式に向け、元旦から準備が始まる。

春告と呼ばれる貴女は、身を清めるため世話役の家に滞在し、儀式までの日々を世話役とともに過ごす。
そして儀式の時、すべての村人に見送られ雪女の社へと一人旅立つ。

言い伝えと掟に縛られた村。村や儀式に関する数々の謎。
閉ざされた世界に生きる青年たちは、貴女と過ごす中で様々なことに気づき、やがて村はかつてない事態に見舞われる―――

「雪女様の生ける贄となり、我らに春の訪れを」

彼らにとって、村人にとって「春」とは何なのか。
青年たちは思案し、貴女は自らの使命と思いに揺れ動く中、隠されていた存在が冬を終わらせるために密かに動き始めていた。


不二之村(ふじのむら)

一年の半分以上が雪に閉ざされ、険しい山に囲まれた小さな村。外界との交流はほぼない。
村人は白い肌と美しい容姿を持ち、自律神経が弱いため体温調節が苦手、女性の寿命が短いなどの特徴を持つ。

雪女伝説(ゆきおんな-でんせつ)

不二之村に古くからある言い伝え。
村人は伝説の中の雪女を祖先としており、自らを犠牲に子孫を守った雪女を信仰している。
「雪女の存在を口外してはならない」という掟があり、数十年に一度、生け贄を捧げる儀式が執り行われている。

春告様(はるつげさま)

村に春を迎えるための儀式における生け贄の少女。
雪女の直系「御供所三家(ごくしょさんけ)」から代々選出される。
当代は主人公が三家で唯一の少女。また、持ち回りで三家の中から春告の世話役も選出される。

御供所三家(ごくしょ-さんけ)

不二之村の住人は「平野」「橘」「星」いずれかの姓を持ち、3つの本家を合わせて「御供所三家」と呼ぶ。
雪女の子をそれぞれの先祖としており、雪女の血を最も濃く受け継ぐと言われている。
「御供所」とは「人身御供の場所」の意であり、儀式まで春告を補助する世話役も春告と同時に選出されるため、
三家の男子は幼い頃から世話役としての教育を受ける。